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東京名物ー神田古本まつり

2018/10/18, 11:50

img18100002_1 2018年10月26日から11月4日まで恒例の神田古本まつりが開催されます。
今年で第59回を迎える日本最大の本のお祭りで、青空古本市やチャリティーオークションの他イベントもいっぱいです。
期間中イタリア書房は土曜日(10/27, 11/3)も営業し店内では5%引きで販売いたします。(一部除外品もあります)
ワインガイドのバックナンバー等お買い得品や掘り出し物をご用意して来店をお待ちしております。

10月1日の営業時間

2018/10/01, 09:41

10月1日の営業時間は都合により10:00から16:30までとなります。
通常より短い営業時間となりご不便をおかけいたしますが宜しくお願い致します。

今、日本で読む「神曲」

2018/09/10, 17:27

img18090001_1 img18090001_2 ダンテ「神曲」は、700年以上に亘り幅広い作家たちにインスピレーションや影響を与えてきた必読の文学作品のひとつです。詩と内容は面白いのですが、本文だけでは人物名、場所、背景等すぐに理解できないところも多く、昔から本文に注や解説が付されて一体となって読まれてきました。そのため、様々な注を読むのも楽しみのひとつとなっています。
最近須賀敦子訳の本文に、藤谷道夫氏の注釈と解説が一体となった日本語訳が刊行されました。本文はもちろん、注釈と解説も良い「神曲」です。日本の私たちが「神曲」を読む際障害になるのは、カトリック・キリスト教の信仰、ギリシア・ローマ古典、中世フィレンツェやヨーロッパの時代背景、文体等いくつかありますが、何十年も関係資料を読み込んできた藤谷氏の献身的な解説により読者は正確な知識を得ることができ、さらに研究の最先端を垣間見ることができます。しかも例えられている言葉は、「悪の枢軸」、「いじめ」、「ペテン」、「宮沢賢治」、「ペットが飼い主に似るように」、テレビドラマの「to be continued」、TVの「大食い競争」、「タンス預金」、「ブランド」、「拝金」、「ホログラム」、「公害訴訟」、「ツアー・ガイド」、「ブラック経営者」、「オレオレ詐欺」、「食べ過ぎ」、「ナチズム」、「合気道」、「ウイルス」、「ゲノム」等々我々に身近な言葉に溢れています。
そして読書を充実させるためにはイタリア語原書を座右におきながら読まれることを奨めいたします。「神曲」原書としては、須賀敦子/藤谷道夫訳の引用文献でスカルタッツィーニ & ヴァンデッリとして紹介されている版をまずお勧めします。地獄篇・煉獄編・天国篇の全文が収録されていてコンパクトでありながら、巻末に人名・事項索引があり便利で、長年底本となっていた版です。ご紹介の本の他にもさらに資料をお求めの方は小社にご相談ください。

ダンテ・アリギエーリ著「神曲 地獄篇(第1歌―第17歌)」
須賀敦子/藤谷道夫訳、注釈・解説:藤谷道夫
河出書房新社、2018年刊 ISBN: 978-4-309-61991-0 ¥3,132(8%消費税込み)

Dante Alighieri: La Divina Commedia. Testo critico della Società Dantesca Italiana. Riveduto col commento scartazziniano. Rifatto da Giuseppe Vandelli. 21a.ed. 2018. [ITS:77701] ¥3,888(8%消費税込み)

敗戦が生んだもの ー 髙橋久著「和伊辞典」

2018/08/10, 19:25

髙橋久著「和伊辞典」 “生き残った者は苦しい道を避けて通ってはいけない”

髙橋久著「和伊辞典」の序文にある言葉です。
著者は第二次世界大戦中1943年第一回学徒出陣として海軍に徴兵、少尉に任官後赴任先の特攻基地で終戦を迎えます。そして上記のように決心し日本語からイタリア語への初の辞書「和伊辞典」作りを始めました。それから完成まで35年間を要し、初版が小社から刊行されたのは1982年でした。このときまでこの基本的な辞書を誰も作ることがありませんでしたし、どの出版社も刊行することがありませんでした。同年髙橋久著「和伊辞典」は「吉川英治文化賞」を受賞し、五大紙を始め各紙で大きく報じられ日本社会は著者と出版社の長年の労に報い祝ったのです。
この「和伊辞典」のように日本が敗戦を経て生んだ資産が数多くあるのではないでしょうか。そしてそのひとつひとつが現在の先進国としての日本を作り上げたのだと思います。

髙橋久 著「和伊辞典」
修訂版(1989年イタリア書房刊)ISBN: 978-4-900143-00-5 ¥12,960
ポケット版(1998年イタリア書房刊)ISBN: 978-4-900143-07-4 ¥4,104

夏季休業のお知らせ

2018/07/20, 11:16

西日本大豪雨のお見舞い申し上げます。
8月13日より8月17日まで夏季休業とさせていただきます。
8月20日より通常通り営業いたします。

天正遣欧使節対話録 ― アレッサンドロ・ヴァリニャーノ -

2018/05/23, 12:06

img18050001_1 Valignano, Alessandro:
Dialogo sulla missione degli ambasciatori giapponesi alla curia romana e sulle cose osservate in Europa e durante tutto il viaggio.
Firenze, Olschki, 2016. [ITS:317216] ¥11,340 (8%消費税込み)

織田信長は1582年3月29日京都の本能寺で巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノを引見します。さらに4月16日には安土城に招き、安土城が描かれた有名な屏風を下賜しました。ヴァリニャーノはこの屏風を持参して日本のキリシタン少年たちと共にローマ教皇に謁見する計画を立てます。その後少年たち一行は苦難の後ヨーロッパに達し、1584年11月14日にスペインとポルトガルの国王フェリペII世に謁見し、トスカーナ大公フランチェスコI世の妻で美女の誉れ高いビアンカ・カッペッロと舞踏会でダンスを踊るなどした後に1585年4月4日にローマ教皇グレゴリオXIII世に謁見して信長からヴァリニャーノが受け取った屏風を献上しました。ルネッサンスと大航海の時代に彼らのように壮大で華やかな足跡を残しつつ外交を行った者は他にいません。
「天正遣欧使節対話録」は使節の帰途1590年マカオで刊行されました。天正遣欧使節を企画し一緒に出立したアレッサンドロ・ヴァリニャーノが、旅行中青年に成長した4人の言葉を対話形式で記録したもので当事者たちによる唯一の資料です。読むと面白く興味は尽きません。この書物を刊行した印刷機はその後4人の青年たちと共に日本に持ち込まれて後世キリシタン版と呼ばれる印刷物を生み出すことになります。原書はラテン語で書かれた稀覯本のため従来利用者が限られていました。今回刊行されたのは初のイタリア語訳です。翻訳監修者は長年東京外国語大学イタリア語科で教鞭を執っていたマリーサ・ディ・ルッソ氏ですので訳文は正確です。現在各地に残る図版や史料を網羅的に収集し掲載しているのも興味深く貴重です。上記の年月日は同書の年表を参照させていただきました。

by イタリア書房店長

アルバイト募集

2018/02/21, 15:47

イタリア・スペイン・ポルトガル語のいずれかが中級以上で本の好きな方!
勤務時間 10:00~18:00
週2日以上働ける方
ご興味のある方はメールにお名前・ご住所・お電話番号を明記の上お問合せください。

新年明けましておめでとうございます

2018/01/04, 09:46

2018年新年明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。


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