小さなボローニャ・ブック・フェアin 神保町
2008/05/31, 20:02
すっかり初夏ですね。フィレンツェ支店の前の大通りViale Francesco Petrarcaも新緑が綺麗です。
先月ボローニャで行われた絵本見本市「Fiera del Libro per Ragazzi」では、たくさんのかわいい絵本が展示されていました。その中からじっくりと選書し、日本の皆様用にチラシを作成しました。配布に先駆けて、僕のお気に入り本をここにちょっとだけ紹介しますね。
“La Vera Principessa sul Pisello” Octavia Monaco
アンデルセン「えんどう豆の上に寝たお姫様」を現代風にアレンジ。“本物のお姫様”として王子様の下を訪れたお姫様は、たくさんのマットレスを重ねたベッドで眠れぬ夜をすごしました。一番下に置いてあったえんどう豆が気になって。。おきさき様に「貴方は本当のお姫様だわ!」と認められたけど、こんなことを母親に試させる王子様ってどうなの?――
お話も面白いけれど、何と言ってもイラストが素敵。ポップなのにゴシック調とでも言うのかな。とにかくとーってもかわいいし、装丁も凝っています。
“L’uomo d’ acqua e la sua fontana” Ivo Rosati
閉め忘れた蛇口から流れた水は、いつしか人の形となり歩き出します。でも彼の行くところはすべて水浸し。心優しい水の精が穏やかに暮らせる場所は果たして見つかるのでしょうか――
誰もいないバスルームから、人間の形を取り始める水のイラストは、涼しげで幻想的。夏の暑い日にぴったりの、清涼感溢れる作品です。
“Il signor nessuno” Joanna Concejo
都会にひっそりと暮らす一人の男性。昼間は新聞を読んだり、窓から外を眺めたり。誰も彼に気をとめません。そして日暮れとともに、彼はゆっくりと何かを始めます。まったく存在感のない彼ですが、実は彼がいないと世界中の人だけでなく動物も植物も困るのです――
色鉛筆の淡い色彩のイラストも独特の世界作りを助けている、みごとなファンタジー作品です。
まだまだ沢山あるのですが、きりがないから今回はこの辺で。どれも実物をぜひ見て頂きたいものばかり。6月10日頃からこれらの絵本は神保町に入荷しますので、ぜひご来店下さいね。お待ちしております!













本社は本の街として有名な神田神保町にあります。
洋書店でありながら1982年には、初めての日本語―イタリア語辞典である 「和伊辞典」(高橋久著)を出版し、 吉川英治文化賞を受賞しています。
唯一のラテン系洋書専門店として、国立国会図書館、公立図書館、大学、書店、個人を取引先に 調査及び販売活動は旺盛且つ豊富な実績を有しています。
株式会社イタリア書房
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23 [Mappa]
Tel: 03-3262-1656
Fax: 03-3234-6469
e-mail: info@italiashobo.co.jp
【営業時間】
月‐土 10:00-18:00(日曜日、祝日休み)
夏季休業のお知らせ: 8月1日より8日まで夏季休業とさせていただきます。
イタリア書房 フィレンツェ支店
Italia Shobo Firenze
Casa dei Libri Giapponesi
Viale Petrarca, 42/R
50124 Firenze
[Mappa]
Tel/ Fax: 055-223619
e-mail: firenze@italiashobo.co.jp
orario:
lun.-ven. 10:00-13:00 15:00-18:00
Sabato 10:00-13:00
イタリア書房創業50周年記念出版
著者:田之倉 稔
四六判 上製 254頁
定価1,890円(本体価格 1,800円 + 税5%)
ISBN: 978-4-900143-88-3
イタリア書房 2008年6月発行
書店にない場合は直接ご注文ください。送料無料・代引にてお届けいたします。
e-mail: info@italiashobo.co.jp
FAX:03-3234-6469