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敗戦が生んだもの ー 髙橋久著「和伊辞典」

2018/08/10, 19:25

髙橋久著「和伊辞典」 “生き残った者は苦しい道を避けて通ってはいけない”

髙橋久著「和伊辞典」の序文にある言葉です。
著者は第二次世界大戦中1943年第一回学徒出陣として海軍に徴兵、少尉に任官後赴任先の特攻基地で終戦を迎えます。そして上記のように決心し日本語からイタリア語への初の辞書「和伊辞典」作りを始めました。それから完成まで35年間を要し、初版が小社から刊行されたのは1982年でした。このときまでこの基本的な辞書を誰も作ることがありませんでしたし、どの出版社も刊行することがありませんでした。同年髙橋久著「和伊辞典」は「吉川英治文化賞」を受賞し、五大紙を始め各紙で大きく報じられ日本社会は著者と出版社の長年の労に報い祝ったのです。
この「和伊辞典」のように日本が敗戦を経て生んだ資産が数多くあるのではないでしょうか。そしてそのひとつひとつが現在の先進国としての日本を作り上げたのだと思います。

髙橋久 著「和伊辞典」
修訂版(1989年イタリア書房刊)ISBN: 978-4-900143-00-5 ¥12,960
ポケット版(1998年イタリア書房刊)ISBN: 978-4-900143-07-4 ¥4,104


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