ヒメネス生誕125周年
2006/06/30, 18:19
昨年は『ドン・キホーテ』出版400周年ということで、スペイン出版界では『ドン・キホーテ』やセルバンテスに関する書籍が多数出版されました。
そして今年も、コロンブス没後500年、フランシスコ・ザビエル生誕500年など、スペイン語圏の文化にまつわる節目の年であり、関連書の出版が続いています。
2006年はまた、スペインを代表する文学者の一人、フアン・ラモン・ヒメネスの生誕125周年にもあたります。
今回ご紹介するおすすめの新刊は、ヒメネスの作品の中でも特に愛読者の多い『プラテーロとわたし』と「フアン・ラモン・ヒメネスとこどもたち」。
『プラテーロとわたし』については、これまでも文庫版をお取り扱いしておりましたが、待望のカラーの挿絵入りの児童むけの版が入荷いたしました。
Platero y yo.
ITS 296702 ¥2,835
「フアン・ラモン・ヒメネスとこどもたち」は、子供たちがヒメネスと彼の詩の世界に親しむことができる1冊。
美しい自然やプラテーロをはじめとする動物たちへの深い愛情、子供たちや貧しい人々に心を寄り添わせた優しいまなざし…
ヒメネスの作品の底流にあるものが、やわらかい色彩の挿絵とともに、自然と心に入ってくる、おすすめの絵本です。
Juan Ramon Jimenez y los ninos.
ITS 296701 ¥2,415
聖ジョヴァンニの花火
2006/06/27, 01:14
さらにフィレンツェは暑くなってきました!「イタリアの夏は湿気が少ないのですごしやすい」と、ガイドブックに書かれていますが、フィレンツェはアルノ川があるし、まわりはフィエーゾレなどの丘に囲まれているので蒸すのです。クーラーなんてもちろんないので、最近は窓辺に「打ち水」をしています。窓辺に水をかけるとジュ~ッと音がして、すぐに乾いてしまうんだから、まいっちゃいます。
さて先週の土曜日、6月24日はフィレンツェの守護聖人である聖ジョヴァンニの日。土曜日にもかかわらず、お店は軒並みお休みでした。日本では洗礼者ヨハネと呼ばれる聖ジョヴァンニは、たしかイエスに洗礼を施した人物ですよね。絵画の中では、毛皮を着で荒野に立つ姿がよく描かれているのを思い出します。この祝日の夜には、毎年ミケランジェロ広場から花火が上がります。日が暮れた10時ごろから30分くらい、大小さまざまな花火を町の人々はアルノ川沿いで堪能します。日本の花火に比べると規模が小さいのですが、落ち着いた趣があり、これはこれで僕は好きだな。時々上がる仕掛け花火に「フィオーレ!」「ステッラ!」と子供たちの歓声が上がり、失敗した仕掛け花火には「今のは指輪?」「土星?」「いやいやゾウの顔かもしれない」などと論じ合っている姿もほほえましいし。最後の連発花火に拍手を送って花火大会はおしまい。その後ジェラート屋に行くと、ものすごーっく混んでいました。皆考えることは同じですね。
イタリアの新聞で新刊情報をキャッチ!
2006/06/22, 23:13
日本は梅雨真っ只中と聞きましたが、フィレンツェはもう夏本番です。行こう行こうと思っていたフィレンツェ春恒例の音楽祭「Maggio Musicale Fiorentino」も今週で終わり。今年はモーツアルト生誕250周年にあたるので、モーツアルト・プログラムが充実していたのに。。せめて新聞評でも読みながら、観た気分にひたります。くっすん。
さて、イタリアの新聞では文化欄を週1回特集として織り込んでいることが多いのですが、今回はその中でも書評が充実しているものをいくつかピックアップしてみます。
まずは、イタリアの経済新聞Il Sole 24 Ore。この新聞の日曜版には「Domenica」という折りこみが入っていて、書評は文学界や思想界の重鎮が筆をふるっています。もちろん、オペラや映画、演劇評も充実。そういえば日本経済新聞も文化欄が充実していたっけ。
そして僕が今読んでいるのはLa Repubblicaの土曜日についてくる「Almanacco dei Libri」。一面は話題の著者のインタビューが毎週掲載されています。その他ベストセラーから問題作まで平均的な批評を展開。今回の特集ページはSandor Maraiの新刊か。なになに、ピアニストが主人公の愛と哀しみの物語!読みたいなぁ。この土曜版には、さらに「D」という女性誌もついてきます。お得ですね。
その他日本でもお馴染み、La Stampa土曜版の「Tutto Libri」は書評誌として有名ですが、北イタリアを中心にした展覧会等文化情報も充実しています。
これらの新聞は、もちろん週1回でも年間購読が可能です。購読したい曜日が選べるのが嬉しいですね!ご興味のある方は、神保町本店にお問い合わせください。
Antonello da Messina展
2006/06/05, 18:06
フィレンツェの初夏は暑くなったり寒くなったり気温の差が激しいのですが、花や緑の美しい季節なので旅行のトップ・シーズンです。道路も観光バスその他で込んできました。僕もそろそろイタリアの運転免許証を取るために、まずは日本の免許証の翻訳証明をもらいにローマの日本大使館に行ってきました。午前中に行けば、その日のうちに発行してくれるとのこと。すばらしい!イタリアのクエストゥーラとは大違い!と一人で感心。交付を待つ間に、大統領官邸の向かいにあるScuderie del Quirinale美術館で「アントネッロ・ダ・メッシーナ展」を覗いてきました。
ルネッサンス初期(15世紀)に、名前の通りメッシーナを中心に活躍した画家です。ヴェネツィア派に大きな影響を与えた人ですが、彼の作品と共に彼に影響を与えた人、また彼から影響を受けた人の作品まで一同に展示する美術展は、今回初めてだそうです。
特に印象に残った作品は、「書斎の聖ヒエロニムス」。それほど大きくないキャンバスに、なんと細かく書き込んでいることか!机の上のインクビンや本棚の本。良く見ると字までちゃーんと書いてありました。窓の外にはボートに乗っている人がゴマつぶより小さく描かれています。細かいだけでなく、彼の作品は色が鮮やか。美術展のカタログ表紙にも使われている「受胎告知」のブルーの美しいこと。何度でもじっくりと見たくなる作品ばかりです。だからでしょうか、カタログが良く売れていました。もちろん僕も買いました。
神保町には6月中旬頃届ける予定ですので、興味のある方はぜひ、お店におたち寄りくださいね。本美術展は6月25日までです。
レオナルド・ダ・ヴィンチ特集
2006/06/01, 12:41
ベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」の影響もあって、世界中でレオナルド・ダ・ヴィンチへの関心が高まっています。
弊社では、入門書や画集から、写本・デッサン集、研究書等専門書まで充実した在庫を揃えています。
イタリア語初心者の方におすすめなのは、イタリアで出版された日本語版の入門書の数々。
本格的なものをお求めの方には、イタリア国家予算で限定出版された写本・デッサンの複製も取り扱っております。こちらは希少価値が高いものです。資料ご希望の方はご連絡ください。
専門店ならではの幅広い品揃えで、皆様のご来店を心よりお待ちしております!













本社は本の街として有名な神田神保町にあります。
洋書店でありながら1982年には、初めての日本語―イタリア語辞典である 「和伊辞典」(高橋久著)を出版し、 吉川英治文化賞を受賞しています。
唯一のラテン系洋書専門店として、国立国会図書館、公立図書館、大学、書店、個人を取引先に 調査及び販売活動は旺盛且つ豊富な実績を有しています。
株式会社イタリア書房
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-23 [Mappa]
Tel: 03-3262-1656
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【営業時間】
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イタリア書房 フィレンツェ支店
Italia Shobo Firenze
Casa dei Libri Giapponesi
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Tel/ Fax: 055-223619
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orario:
lun.-ven. 10:00-13:00 15:00-18:00
Sabato 10:00-13:00
イタリア書房創業50周年記念出版
著者:田之倉 稔
四六判 上製 254頁
定価1,890円(本体価格 1,800円 + 税5%)
ISBN: 978-4-900143-88-3
イタリア書房 2008年6月発行
書店にない場合は直接ご注文ください。送料無料・代引にてお届けいたします。
e-mail: info@italiashobo.co.jp
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