書籍の検索と注文 イタリア書房-JIMBOU 全ての記事 イタリア書房 本店 イタリア書房 フィレンツェ支店 お問い合わせ

イタリアのお守り 「Cornetto Rosso」

2010/02/18, 10:37

img10020001_1 最近、日本ではラッキー・チャームが流行っているそうですね。
イタリアのお守りと言えば、一般的なのは「Cornetto Rosso(コルネット・ロッソ)」と呼ばれているPorta Fortunaです。
南部イタリア、特にナポリなどでは、お土産屋さんなどでよく見かけますよね。「とうがらし?」と間違えられたりするようですが、これは「赤い角」を表しています。

このCornetto Rossoの由来は、紀元前3500年頃のギリシアに遡ります。
ドアの外に動物の角をかけ、動物の出産を助けるイジデ神に「子孫繁栄」と「成功」を祈ったのが始まりとされています。
時は流れて中世イタリアでは、「赤」は勝利の色として大変重宝され、「赤い角」は敵に打ち勝つためのものとして、お守りの地位を不動にしました。
さらに「魔術や呪いから身を守る」という魔除けの意味も加わって、現在に至ります。

さて、長い歳月イタリアで愛され続けているこのお守り「Cornetto Rosso」を、神保町のお店にもいくつか送りましたで、是非ご覧になってください。
Ponte Vecchio近くのジュエリー・ショップのシニョーラに、赤い珊瑚に金線をあしらった「赤い角」を特別に作ってもらいました。ある文献で、「このお守りは、人の手で作られたものでなければ効果を発揮しない」と書かれていたからです。赤い珊瑚自体にも、幸運を呼び寄せる、という意味があるそうですよ。
このジュエリー・ショップ「Lo Spillo」の工房兼お店のある場所は、もと教会の聖具室だったところ。まさにパワースポットで作られたお守り、というわけです。
またLo Spilloのお得意様名簿には、ベルギー王妃、フェラガモ一族、コルシーニ家など、名だたる貴族達が名を連ねていることからも、デザインの良さがわかりますよね。

3月8日のFesta della Donna(女性の日)も近いし、大切な女性へのプレゼントにお勧めです。
またイタリアでは、赤い珊瑚のペンダントは、出産のお祝いにも喜ばれるそうです。珊瑚のネックレスをしたイエスが描かれた聖画がいくつかありますが、中でもピエロ・デッラ・フランチェスカが有名ですよね。

今年も皆さんにとって幸多い年でありますように、祈りを込めてお届けします!

- end -

Copyright 2005 ITALIA SHOBO / magiche!?